ハヤブサの飛翔

ハヤブサはこの時期最も活発に飛びます。ヒナにエサを与えるためオスのハヤブサは時には自分のテリトリーを離れて狩りにいく事もあります。人間には不可能ですが,高速で飛ぶ事の出来るハヤブサは海を越え町を越えあっという間に移動していきます。ハヤブサの翼は完全に伸ばすと小さなからだには釣り合いの取れないほど長く伸びます。ハヤブサはその時の条件に合わせるように翼の形を変え,巧みな飛行を繰り返します。ハヤブサくらいのからだの大きさになると、小さな小鳥の動きには付いていく事は難しく,チゴハヤブサ,ハイタカ,チョウゲンボーなど、からだの小さな猛禽が主に小鳥を捕まえています。ハヤブサは翼をコンパクトにして小鳥の狩りも出来ます。特にオスのハヤブサは身体能力が高く,一度オスのハヤブサのターゲットになると,獲物は逃げる事は困難になります。
メスのハヤブサが翼を広げました。翼が全開になると風を受ける面積が非常に大きい事がわかります。

違う個体ですが,メスのハヤブサです。翼をコンパクトにすると上の写真と比べても同じ鳥かと思うほど違って見えます。メスはオスほどではありませんが,狩りも上手にこなします。メスの方がオスよりもからだが一回り大きいのでより大きな獲物を運ぶ事が出来ます。

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