ハヤブサは飛び立つ時よりも着地の時の方が迫力ある写真が撮れます。同じ場所ではありませんが,オスとメスの着地のシーンを並べてみました並べてみました。メスの方が明らかにからだが大きいのがわかります。断崖にすむハヤブサは岩場に着地する事が多いので十分にスピードを落とさないとその衝撃で足にけがをしてしまいます。鋭い爪を持つ足は獲物を捕まえる時の重要な武器になるのでハヤブサにとっても足のけがは致命的になります。ですから着地の時はその日の風向きによって向かい風になるように方向を決めます。ハヤブサの中には親鳥では稀ですが断崖に激突して命を失うハヤブサもいます。ヒナの時はその確率が上がり、巣立ったヒナの半数は何らかの事故に遭い命を落とします。そして無事に成長してもテリトリーは限られているので,転々さまよいながら都会のビルのテラスに巣を作るハヤブサもいます。
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ハヤブサのメスの着地する瞬間です。からだが大きいので十分スピードを落として着地します。 |
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オスのハヤブサの着地です。オスはメスに比べてからだが一回り小さいので軽やかに着地しているように見えます。オスとメスでは役割が違うので進化の仕方も同じではないようです。 |
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