ハヤブサのヒナ,少し大きくなりました。

北海道の太平洋側は夏になってもオホーツク海高気圧の影響で冷たい海風が海岸線を吹き付けます。そこで暮らすハヤブサもその影響を受けて,20年前には6月の第1週目にはハヤブサのヒナの巣立ちも観測していました。近年はその巣立ちが遅れて遅い年は6月下旬になる事もあります。また餌不足も深刻で野鳥の減少が大きく影響しているようです。ハヤブサのヒナも頻繁に巣から顔を出すようになって来ました。アオサギがたまたまハヤブサのテリトリーに2羽侵入しました。いつもならハヤブサはそのままやり過ごしますが,気が立っているのか、からだの大きなアオサギに向かって威嚇し始めました。おどろいたアオサギは一目散に逃げて行きましたが,こんな光景を見るのも初めてで,餌不足の影響と思われます。またハヤブサはカモメを襲う事もあり、カモメの幼鳥が犠牲になる事もあります。
ハヤブサのヒナが少し大きくなったようです。今のところ2羽のヒナを確認しています。

侵入して来たアオサギに威嚇するハヤブサです。威嚇ではなくあわよくば,捕食するつもりだったのかもしれません。

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