あら,珍しいハヤブサのツーショット

ハヤブサの番は子育て中エサの受け渡し以外はめったに近寄る事はしません。なぜなのかは,長年考えて来ましたが、おそらくオスとメスは子育ての役割分担をしているので行動パターンが違うからでしょうか。ハヤブサのオスとメスが同時に同じ場所にいる事はまず無いので,3月のハヤブサの交尾は一緒にいる数少ない場面なので毎年欠かさず撮影しています。同じ絵鞆半島のハヤブサでもヒナの巣立ちの時期は番により2週間くらい違います。その原因は冷たい北東気流の当たる場所と当たらない場所があるからです。当たらない場所は気温が高くなりやすいので,ヒナは早く育ちます。明日当たりヒナの巣立ちがあるかもしれません。
オスの留っている枝にメスのハヤブサが接近して来ました。なぜかメスはこの状態で10秒ほどホバリングしていました。

向かい風を利用して無事枝に留りました。なぜメスが留ったのか、理由はわかりませんが,多分餌をもってこいと催促に行ったのでしょう。人間の男女の関係によく似ていますね。

おどろいたオスはメスが留った瞬間飛び立ちました。やはりハヤブサのオスとメスは同じ場所には留りませんね。でもオスとメスが一緒に写っている珍しい写真が撮れました。

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