エゾリスの森にも春が来ました。

今年の北海道は積雪が少なく、雪解けも早まりました。エゾリスの森では秋のように枯れ葉が地面に敷き詰められていますが、この枯れ葉の下からエゾリスはクルミを探し出したようです。クルミをかじる音が聞こえるので、エゾリスの居場所はすぐにわかります。1時間ほどこのえさ場で遊んでから森の奥に消えて行きました。まだエゾリスは夏毛にはなっていませんね。この時期でも森では朝晩の冷え込みが厳しく気温は氷点下に下がります。
枯れ葉の下から隠していたクルミを見つけました。エゾリスを観察しているとクルミなどの隠し場所は個体によってだいたい決まっているようで、木の根元が多いようです。掘り忘れたクルミやドングリはそのまま芽を出し若木として成長します。森からの恩恵をエゾリスもしっかりお返ししているんですね。



クルミを食べ終わって自分のテリトリーを偵察しているようです。何か見つけたのか、エゾリスは時折立ち止まって辺りを見ています。

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