絵鞆半島のアカゲラです。

秋の渡りのシーズンには数えきれないほどの野鳥が絵鞆半島を経由して渡って行きますが,中にはこの半島に留まる野鳥もいます。昨年の秋はアカゲラが留まっていました。たまに止り木に留って辺りを見渡しています。この山は,通称【ぼんず山】と呼ばれている山で、その名の通り東斜面に木が生えていません。遠くからこの山を見ると坊主頭のように見えるのでその名が付きました。渡りの鳥達もこの山を目指して飛んで来ます。特に猛禽類はこの山を目印にして上空を通過して噴火湾に抜けて行きます。北海道内でもこれほどの種類の猛禽が集まる所も稀で、札幌,旭川なの道内各地からカメラマンが集まります。野鳥撮影の1年の締めくくりとして,この2ヶ月間はどんな猛禽に出会えるか楽しみが膨らみます。
メスのアカゲラです。猛禽のいない日を狙って止まり木に留ります。枝に留るのは鳥の本能のようなものですね。



真の背景は数百メートル離れた山なので背景のボケが奇麗です。これだけすっきり撮れる所は他にはありません。写真はオスのアカゲラです。このアカゲラは冬の間も半島に留まるようです。

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