清流のハンター、ヤマセミ

ヤマセミは体長38センチ、鳩よりも少し小さいカワセミ類の仲間です。頭の冠羽に特徴があり,リーゼントスタイルのような面白い形をしています。渓流の魚が大好きでイワナ、ヤマメなど、多少大きくてもそのまま飲み込んでしまいます。冬になるとよく見かけますが,私の住んでいる地区では2番のヤマセミを確認しています。ただ繁殖をどこでしているかは,確認出来ていません。おそらく渓流の上流の森の奥深くで子育てをしているようです。ヤマセミがいるとその独特の鳴き声で居場所がすぐにわかります。キャラッ、キャラッと甲高い鳴き声を出します。元々個体数が少ないのでなかなか出会えないヤマセミですが、年々数が減っているように思えます。白黒の鹿の子模様が清流には映えますね。いつまでも私たちの目を楽しませてほしいヤマセミです。
ヤマセミは、森の木々が冬支度になった頃、山奥から人里近くの渓流に姿を見せます。

羽を広げると鹿の子模様がきれいです。オスのヤマセミですね。渓流を飛ぶ姿はこの柄のお陰で目に付きやすく,天敵のハヤブサに襲われる事もあります。

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