頭の黄色い毛色がお洒落なキクイタダキ

国内の野鳥の中でも大きさが最小のキクイタダキは冬になると人里に降りて来て主に針葉樹の葉の裏に隠れている小さな虫を捕まえて暮らしています。明治の開拓までは北海道の至る所にイチイの樹の大木がありましたが,そのほとんどは伐採されてしまいました。現在北海道に残っているイチイの大木は天然記念物として数本保護されています。キクイタダキはこのイチイの樹に居る事が多く撮影もこの樹を探しながら森を歩きます。キクイタダキは動きが早く小さいため、撮影も苦労しますが可愛らしいキクイタダキの姿を撮れたときは喜びも大きですね。オスは繁殖期に入ると頭の黄色い毛はオレンジ色に変化して行きます。葉の裏に隠れている虫を捕まえるときはホバリングします。キクイタダキの居る森は豊かな生態系に恵まれ、多くの生き物が緻密な関係を持ちながら共生しています。
キクイタダキはイチイの樹の葉裏側に隠れている昆虫を捕まえるためこうして葉から葉へ飛び移ります。
ぶら下がっているように見えますが葉の裏の昆虫を探しています。
ホバリングしながら草色の昆虫を捕まえました。小さなクモのようです。



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