越冬するオジロワシ

シベリアから越冬のために渡って来たオジロワシは,北海道の各地の河川で春になるのを待ちます。北海道では鮭の稚魚の放流事業を行っているために秋になると大量の鮭が河川を遡上して産卵しその一生を終えます。死骸になった鮭は越冬するオジロワシやオオワシの貴重なエサとなります。3月になると上昇気流をとらえてオジロワシは空高く舞い上がり生まれ故郷のシベリヤ方面に帰る準備をします。越冬するオジロワシの数が年々減って来ている事が気がかりです。
河川の河口に流れ着いた鮭の死骸を食べています。翼を広げているのはカラスを威嚇するためです。カラスと比較してオジロワシの大きさがわかります。さすがのカラスもオジロワシには手が出ないようです。オジロワシは警戒心が強いので100メートル離れた所から1200ミリの望遠で手持ち撮影をしています。




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