ニューナイスズメとツミ

絵鞆半島の渡り鳥はニューナイスズメが先陣を切り、それを追ってツミも飛びます。ニューナイスズメの集団はツミなどの小鷹を警戒して、一旦海上に出てもそのまま渡らずに何度も断崖の森の中に戻って来て、小鷹がいない事を確実に確認して噴火湾を渡ります。小鳥達は渡りの最中常に猛禽に追われているので、異常な程神経質になっています。メジロやヒガラなどが大量に渡り始めると、数に勝る小鳥達の方が大胆に渡って行きます。
渡りをしているニューナイスズメを捕らえる為、絵鞆半島にツミが飛びました。

オスのニューナイスズメが旅の途中で一休みです。

ニューナイスズメの集団は小鷹が近くにいない事を何度も確認してから、断崖に当たる上昇気流に乗って高度を上げて海を渡って行きます。

メスのニューナイスズメです。まだ幼鳥のようですね。

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