ハヤブサとアオバト
例年になく猛暑が続いた室蘭地方ですが、ここのところ室蘭らしい海風が吹いて過ごしやすい夏が戻って来ました港の入り口の岬ではアオバトがハヤブサの襲撃を警戒しながら海上を飛んでいました。ハヤブサも岬の先端の止まり木に待機して狩りのタイミングを計っていますが、襲われる方のアオバトは警戒を怠りません。8月に近づくとハヤブサは2〜3日この岬から姿を消してしまいます。アオバトを油断させる為です。ハヤブサとアオバトの攻防は8月一杯まで続き、その後この岬にはヒヨドリの大群が噴火湾を渡る為にこの岬に集結します。一回に約1000羽のヒヨドリがハヤブサを警戒しながら海を渡って行きます。
ハヤブサを警戒しながらアオバトが海上に飛び出しました。 |
アオバトの数が少ないとハヤブサに襲われやすくなります。 |
危険を感じたのか一目散に岬の林の中に逃げ込みます。 |
ハヤブサはアオバトが岩礁に留るのを待っています。ここから飛び立ったハヤブサはすぐに高度を下げて低空でアオバトに接近します。 |
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