キビタキの数が増えません

ゴールデンウィークが終わってから室蘭地方は毎年のように気温が下がり季節が逆戻りしたような天候になります。内陸の旭川方面は20度を超す気温になりますが,太平洋に面したこの地域は今日の気温は8度しか上がりません。梅の花も散り始め新緑の季節になりましたが野鳥の動きも鈍く,今年は春の渡り鳥のはずれ年になりました。ポロト湖ではキビタキが2羽小さな声でさえずりをしていました。今年はキビタキの数も少ないのでエサを巡る争いも無いようです。
ポロト湖ではまだ低木しか新緑になっていません。冷たい北東気流の影響です。この地方ではこの低温で農作物が育たないため競走馬の生産が盛んです。有名な社台ファームもこの白老にあります。

キビタキが地上の虫の動きを見ています。タイミングを見計らって地上に飛び込んで行きます。

振り向いたキビタキです。首の回転はこの位までで,鳥の種類によっては猛禽など真後ろまで回転する鳥もいます。

苔の付いた桜の木に留りました。桜の花とキビタキを一緒に撮りたいのですが、キビタキは花には興味が無いようで、地上の虫を捕まえる時に飛び立ちやすい枝にばかり留ります。

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