絵鞆半島の渡り鳥、ハイタカ

秋の渡りのシーズン中一番見かける猛禽がハイタカです。ハイタカは中型の猛禽で獲物は主に小鳥です。林の中も高速で飛ぶ事ができて、狙った小鳥をどこまでも追いつめて行きます。林の中を自由に飛べるよう、翼が短くできています。絵鞆半島では渡りのシーズン中ここに留まるハイタカと通過するだけのハイタカに別れます。留まるハイタカは10羽ほどでツミと一緒に行動します。留まるハイタカは若いハイタカが多いようです。小鳥の渡りが無くなる11月にはハイタカもその群れを追って南下して行きます。

ハイタカの喉が膨らんでいます。小鳥を飲み込んだようです。まだ若いハイタカですね。カメラと同じ高さでは、なかなか飛んでくれないので横から見た貴重な写真です。

ハイタカは翼の先端が丸みを帯びています。狭い林の中をすり抜けるのに適しています。