ヒマワリの種が大好きなアトリ

大陸やカムチャッカ半島で繁殖したアトリは秋になると、北海道から本州方面に越冬のため集団で渡ります。渡りの途中で好物のヒマワリの種を見つけたようです。北海道の畑ではよくヒマワリが植えられていますが,観賞用でも種を取る目的でもなく,花が咲いた頃肥料として畑に擦り込まれます。ここの畑の農家さんは,忙しくてヒマワリをそのまま放置したのでしょうか。種が実ったヒマワリは旅の途中のアトリにとっては絶好の食糧となりました。正に天の恵みですね。1000羽を越えるアトリの大集団がヒマワリの種を食べていました。場所は真狩村であと2週間もすると雪が降って来ます。今までの集団の数で一番多いのは栃木県で観察された10万羽の記録があります。ヒマワリの種を食べ尽くしたアトリの集団は足早に南の方に移動して行きました。

ちょっとした人の動きでアトリは一斉に飛び立ちます。この場所には500羽の群れが2グループいました。

アトリの集団の中にカワラヒワが1羽混じっていました。写真左側中央少し上にいます。写真が小さくて見つけづらいかもしれません。アトリのこれほどの集団を見たのは初めてです。





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