9月から始める渡り鳥の撮影は日の出とともに約3時間が勝負です。この時期は毎朝4時起きになり、重い撮影機材を担いで早朝からの山登りも身体にこたえます。オオタカの幼鳥は好奇心が強く,昨年は私の迷彩ネットの上に留りました。私の顔との距離は60センチしか有りません。600ミリの望遠レンズでは写せるはずも無く,私と
オオタカの幼鳥の目と目が合った瞬間、幼鳥は飛んで行きました。この山で撮影している先輩カメラマンのレンズのフードにも幼鳥が留ったと話を聞いた事があります。それからここでは枝を立ててオオタカの幼鳥を待つ事にしました。10月の紅葉の頃オオタカの幼鳥が枝に留りました。撮影したのも偶然で、帰ろうとして最後にカメラのファインダーをのぞいた瞬間オオタカの幼鳥が留りました。約2秒くらいの短時間でしたが,ファインダーをのぞいていたお陰で撮影に成功しました。
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カメラのファインダーをのぞいた瞬間オオタカの幼鳥が飛び込んできました。からだにハートの模様が見えます。後ろの森の紅葉が奇麗ですね。 |
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反射的にシャッターを押しましたが、カメラの音が気になったのかすぐに飛び去りました。尾羽を広げて飛び立つ用意をしています。撮影は迷彩ネットを張っています。 |
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