スクープ、アオバトの幼鳥発見

2年前のアオバトの写真を整理していたら,偶然オスのアオバトの幼鳥を確認しました。羽の肩の部分が薄く赤茶色になっているので間違いないと思います。冬は本州で越冬するのでその間は繁殖しないと思われますので,夏の北海道で繁殖しているはずなんですが、海水を飲みに来たのはこの1羽だけです。もしかすると若鳥は成鳥になるまで海水を飲まないのかもしれません。たまたま親鳥にまぎれて若鳥がやって来たのだと思います。アオバトは1シーズンでこの場所だけでも約40羽がハヤブサに食べられてしまいます。それでも次のシーズンには同じ数のアオバトがやってくるので、自然繁殖して数が保たれている事は確かです。アオバトの生態はまだ解明されていない事が多く謎の多いアオバトですが、若鳥の写真を撮れたのは幸運でした。今シーズンは森の中でアオバトの幼鳥を探しをしてみたいと思います。
写真の左側のアオバトがオスの幼鳥と思われます。右側のオスの成長より一回り小さく見えます。また肩の部分の色が薄い赤茶色をしています。


その後アオバトの幼鳥は波に飲まれてしまいましたが、無事に森に帰って行きました。

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