アオバトが飛ぶ

アオバトは朝と夕方海水を飲みに森から海岸に移動します。しかしここは絵鞆半島，ハヤブサの生息で道内でも有名な場所です。幸いこの海岸にはハヤブサの巣は有りませんが，どこから来るのか正体不明のメスのハヤブサが現れます。アオバトの飛ばない昼間は白鳥台の町にいるドバトを捕まえているとの情報も入って来ますが、鳥撮り仲間でもよく話題になるハヤブサです。この年はハヤブサがあまり出なかったのでアオバトも安心して海水を飲みに来ていました。翼は短いですが、その分瞬発力が有り，自らの翼で出せるスピードはハヤブサにも負けません。アオバトが元気で飛んでいる姿を見ると，野鳥撮影シーズンが本格的に始まったと実感します。

アオバトの群れを見ていつも感じるんですが，オスのアオバトが圧倒的に多いです。アオバトの番は一夫多妻なんでしょうか。夕方の斜光を浴びてくっきりとしたコントラストが奇麗です。

こちらの写真も夕方のアオバトの群れです。何回か海上を回って安全な岩礁に集団で舞い降ります。