ハヤブサ、ヒナが孵るまで一休み

今年の北海道の4月は気温が低く、メスのハヤブサも神経質になっています。この時期に気温が上がらないとヒナの孵る時期にも影響が出ます。3年前、春先の天候不順でハヤブサのヒナが巣立ったのが6月の終わりころでした。自然界の生き物の生活は天候に大きく左右されます。今年もヒナの孵りが遅れるようです。オスのハヤブサはヒナが孵る少し前から活発に飛ぶようになります。なぜかはよくわかりませんが、忙しくなる前にからだを慣らしているのかもしれません。

オスのハヤブサです。この羽の形は風が強い時にからだの向きをコントロールしやすくします。この後ハヤブサは急落下しました。

向かい風に向かって飛んでいます。ハヤブサの翼は自在に形を変え、次の素早い変化に対応します。