北海道で見られる
ツグミはシベリアから越冬のために渡ってきます。1月の中旬ころから街路樹のナナカマドの実を目当てにヒヨドリなどと共に行動しています。そういえばツグミのさえずりを聞いた事がありませんね。繁殖期ではないのでさえずる必要がないのかもしれませんが、口をつぐんでいる事からツグミの名がついたそうです。ツグミは警戒心はそれほど強くないので、容易に写真に撮れる渡り鳥です。中型の鳥なので日本のどこかの地方ではかすみ網で捕まえて食用にしている風習が残っている地域もあるそうです。その事が原因ではないと思いますが,ツグミの飛来数も年々減少しています。
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1月中旬北海道では一番寒い季節です。ツグミがナナカマドの実に降り積もった雪をふるい落とすように実を食べています。外の気温は氷点下4度くらいです。 |
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暖化の影響でしょうか、厳寒期でも雪が溶けてなくなってしまう事があります。元々室蘭地方は,積雪が少ないのですが,越冬する冬鳥には都合がいいですね。一羽たたずむツグミの名をつけるとすると(哲学のツグミ)ではどうでしょうか。 |
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