天然記念物、コクガン

シベリアから越冬の為渡って来るコクガンは、乱獲のため数が減少し、1971年、国の天然記念物に指定されました。体長55から66センチ、翼を広げると120センチにもなる大型のガンです。越冬地は湾の河口近くで、食べ物は主に海藻です。からだが大きい分食欲も旺盛で海中から盛んに海藻をくちばしでくわえて食べていました。撮影場所は噴火湾に注ぐ小さな川の河口です。O氏の紹介で撮影する事が出来ました。

コクガンの大きさはマガンと同じ位でしょうか、この河口には2羽のコクガンがいました。

河口の海岸には豊富な海藻があるようで、ここからは慣れようとはしません。

海水に首を突っ込んでは海藻を食べていました。

このコクガンはペアーのようですが、どちらがオスかメスかわかりませんでした。からだの大きい方がメスの場合は左側がメスのように見えますね。

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