赤い尾羽のヒレンジャク

2年前の冬はヒレンジャクの当たり年でした。ヒレンジャクはキレンジャクよりも数が少なく、集団で見るのは珍しいのですが、2年前は100羽程の群れが全てヒレンジャクでした。今年はキレンジャクの大集団に混じって渡りをしているようです。少ない集団で移動すると、ハイタカなどの小鷹に狙われやすくなる為、数の少ないヒレンジャクはそのようにして身を守っているようです。3日前の大集団は居なくなりましたが、50羽程の集団を今日確認しました。朝から荒れた天気とハイタカの出没でキレンジャクの集団はかなり神経質になっていて、少し離れたところからでも僅かな動きにも警戒して飛び去ってしまいました。

キレンジャクが飛び去ってから1羽のヒレンジャクが残りました。

この時も同じくヒレンジャクが1羽残りました。

ここでは3羽のヒレンジャクが固まっています。

画面右端にヒレンジャクが2羽飛んでいます。キレンジャク20羽に対してヒレンジャクは1羽の割合です。2年前はヒレンジャクだけの集団でした。その年により色々なパターンがあるんですね。自然界の不思議な法則です。