森の掃除屋さん、キバシリです。

北海道で見られるキバシリは亜種でキタキバシリとも言います。本州に住むキバシリとは見分けがつかない程にています。静かな森の中でチィーチィーと鳴き声が聞こえたらキバシリが近くにいます。人間に対しては警戒心が無いのでタイミングが良ければ目の高さで撮影する事が出来ます。キバシリはほとんどの場合木の下の方から上の方にせわしなく登っていくので木走りと名付けられました。昆虫が主食で動きが速いためいつ食べているのか分かりませんね。森の木を害虫から守る役目をしているキバシリは森の掃除屋さんです。
キバシリは尾が長いので少し大きく見えますが、からだの大きさはキクイタダキ程度しかありません。

湾曲したくちばしで上手に虫を捕らえます。

木の皮の色と体の色は補色の関係にあります。

内側のお腹の色は白で、ゲラ類のように尾羽を巧みに使いからだを支えています。それにしても木の皮の色と体の色が似ていますね。

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