春の裏山、リラ冷え

北海道では5月の中旬から6月に掛けて気温が上がるはずの時期に,低温が続き雨が降る気象現象をリラ冷えと言います。リラはライラックの花の別名でこの花が咲く頃に低温になる為その名がつきました。特に太平洋側ではこのリラ冷えの影響を強く受けるため春の農作業が遅れます。裏山の野鳥達も寒さに震えている事でしょう。今週の中頃から気温も上昇して春も本番を迎えるようです。海岸線に営巣しているハヤブサも抱卵している時期です。このリラ冷えが長引くとハヤブサのヒナの誕生も遅れます。20年前に比べるとハヤブサのヒナの巣立ちは20日くらい遅くなりました。気候変動の影響でしょうか。旅立つヒナの数も減って来ています。雨の合間をエゾリスやアカゲラはいつも通り裏山に現れています。
ヒヨドリが梅の花の花粉を食べに現れました。この悪天候で梅の花もすっかり散ってしまいました。

ヤマバトは近くの竹林で営巣しています。

エゾリスも毎朝やって来ます。午後に姿を見せる事もあります

裏山のすっかり新緑に覆われましたぷっくりしたオスのアカゲラです。

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