空高く舞い上がるヒバリ

鳴き砂で有名なイタンキ浜の砂地の草むらで、縄張りを主張してさえずりながらホバリングを繰り返すヒバリは初夏を感じさせる野鳥です。昔はどこにでもいた記憶がありますが、近年その数が減少しているそうです。人の近づかない草原や麦畑、湿地帯などでさえずりながらどんどん高度を上げていく姿は、ヒバリだけの特長でしょう。こんな飛び方をしては猛禽に狙われると思うのですが、繁殖期に入ったオスのヒバリはお構い無しでホバリングを続けています。

浜辺の草むらにじっとして動かずにいるとヒバリが近寄って来ました。

砂の上でエサを探しているときもさえずり続けます。冠羽を立てているのでオスと思われます。

次の瞬間上空に飛び立ちホバリングを始めました。

よく通る囀りで縄張りを主張しています。

そのまま上昇して30mくらいの所で囀っていました。

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